赤潮、貝毒の発生予知と貝類毒化機構の解明に関する研究

• 研究機関名: 福岡県水産海洋技術センター
• 研究分担: 海洋環境課
• 研究期間: 継H12～16
• 年度: 2003
• 摘要: 目的：福岡湾を中心とした筑前海沿岸における赤潮発生機構を解明し、赤潮及び貝毒による漁業被害の防止をはかる。 計画：h12～h16年：赤潮プランクトン及び貝毒プランクトンのモニタリング、福岡湾毎月１回、４月～３月（１２回）唐津湾海域10月～１月 毎週１回 水質調査 福岡湾、唐津湾 毎月１回４月～３月（１２回）期待される成果： 赤潮発生メカニズム（富栄養化と赤潮発生の関係を中心に）解明。赤潮漁業被害の防止。貝毒による中毒被害の防止。得られた成果：12年冬に発生したカキのまひ性貝毒では、迅速な貝毒情報の提供と出荷自主規制により中毒事故も風評被害もなく無事に漁期を終了した。 残された問題点：貝毒プランクトンがたくさん存在しても貝が毒化しない場合があり、原因プランクトン発生量と毒化の関係が必ずしも等価ではない。この理由の解明。
• 戦略: 農山漁村・水産
• 専門: 水産環境
• 部門: 海洋
• カテゴリ: 出荷調整 風評 モニタリング