生産性の高い簡易施設及び設備の開発と栽培技術の確立

課題名 生産性の高い簡易施設及び設備の開発と栽培技術の確立
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 園芸栽培部
研究期間 継H16~18
年度 2004
摘要 本県における施設園芸の定着化条件を明確化する。簡易施設及び設備導入に対応した施設園芸経営モデルを作成する。初期投資が少なく、生産性の高い簡易施設及び設備を開発する。簡易施設及び設備を使用した栽培技術をマニュアル化する。
新型ハウスの開発,新型ハウスに適する環境制御システム・技術の開発,新型ハウスの特徴を活かした栽培技術の検討,新型ハウスを導入した場合の経営評価および経営モデルの作成。
屋根面の空気膜二重構造と,軒換気,谷換気によってパイプハウスの保温性と換気効率を向上させた新型ハウスを所内に試作した。低温期の温度分布,燃料消費量について同規模の既設鉄骨ハウスと比較した。温度推移はほぼ均一で鉄骨ハウスと同様であった。一方,燃料消費量は新型ハウスが若干多い傾向であった。内外気温差,表面積などの値をもとに,施設の保温性について解析を行っている。夏秋どりイチゴでは自然換気型細霧冷房によって,施設内の気温が低下し,生育・収量が向上した。遮光の効果は遮光率,遮光方法(天候,時間帯)および品種によって異なったが,遮光によって果実収量は減少する場合が多かった。フィルム製の低コストな養液栽培用の栽培槽の実用性について検討した。発泡スチロール製の栽培槽と比べて温度の変化が大きい傾向があった。夜間局所冷房によって,無処理よりも2℃程度気温が低下した。果実収量および奇形果の発生に及ぼす影響は判然としなかった。四季成性品種を用いた夏秋どり栽培について,定植時期の検討を行った。
新型ハウスと鉄骨ハウスの生産環境,生産コストの比較。新型ハウスに適する環境制御技術の確立。新型ハウスを用いる栽培技術の確立。新型ハウスを導入した場合の経営評価および経営モデルの作成。
研究対象 イチゴ,トマト
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 野菜
カテゴリ いちご 環境制御 経営管理 経営モデル コスト 栽培技術 施設園芸 低コスト トマト 品種 養液栽培

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