課題名 |
漁場環境保全推進事業 |
研究機関名 |
宮城県気仙沼水産試験場
|
研究分担 |
環境部
|
研究期間 |
継H12~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
目的:水質・底質等の漁場環境を把握し、赤潮・貝毒等の監視及び油濁被害の防止対策を行う。 計画:環境調査では気仙沼湾で水質、底質調査を実施するとともに、アマモの分布目視調査を行う。貝毒モニタリング調査では気仙沼湾で下痢性及び麻痺性貝毒プランクトン出現状況・貝毒検査を実施する。 成果:気仙沼湾で水質調査(7定点)、藻場(10定点)、底質、ベントス調査(3定点)を実施した。岩井崎定点では各週毎にDinophysisi属の出現状況とムラサキイガイの毒量を測定した結果、Dinophysis fortiiは4月上旬から9月上旬に出現し、ムラサキイガイの下痢性貝毒が検出された。このため6月28日より「出荷自主規制措置となり、8月20日に解除となった。 受け渡し先:漁場環境保全推進事業調査報告書として取りまとめ、全国的なデータベースの情報に用いる。 今後の課題:調査指針及び貝毒検査計画により継続実施する。
|
戦略 |
水産
|
専門 |
水産環境
|
部門 |
水産環境
|
カテゴリ |
出荷調整
データベース
モニタリング
|