課題名 | 食品加工副産物等畜産利用技術確立試験 |
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研究機関名 |
愛媛県畜産試験場 |
研究分担 |
経営室 |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 資源のリサイクルは環境にやさしい循環型社会構築の視点から、社会的要請課題となっているが、県内で排出される多種多様な食品加工副産物等(産業廃棄物)の利活用については進んでいない現況にある。そこで、県内で産出している産業廃棄物の内、家畜の飼料化あるいは堆肥化の促進に有効と考えられるものについて、畜産における低コスト化及び産業廃棄物の有効利用を図るための利活用技術を検討した。 飼料利用では、ケールジュース粕サイレージの配合割合の違いが採食性と乳量に及ぼす影響の検討した結果、4頭中3頭については、ケールジュース粕サイレージを飼料乾物中30%まで配合しても採食性に影響はなかったが、1頭は30%配合により採食行動を示さなくなった。採食性の低かった1頭は、サイレージの採食経験が少ない若齢牛であった。また、採食性に影響がなかった3頭は、ケールジュース粕サイレージの配合で乳量が増える傾向を示したことから、サイレージ化したケールジュース粕は、おおむね良好な採食性で、乳生産への栄養的な寄与率が高く、濃厚飼料との代替効果も期待できることが示された。 |
研究対象 | 共通 |
戦略 | 畜産 |
専門 | 環境 |
部門 | 共通 |
カテゴリ | 加工 ケール 低コスト |