課題名 | 遺伝子組換えによる花きの育種 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
バイオテクノロジー |
研究期間 | 完H12~16 |
年度 | 2004 |
摘要 | キクでは、商品性が高くて、減農薬栽培が可能な病害抵抗性の品種が求められている。従来の育種法では病害抵抗性の付与が難しいので、遺伝子組換えによる育種法を開発した。キクの効率的形質転換法、導入遺伝子の発現に有効な新規プロモーターを明らかにしたのち、溶菌酵素ヤマイモキチナーゼの遺伝子をキクに導入し、399個体の形質転換体を作出した。これらの個体を鉢上げしたのち、閉鎖温室で白さび病菌を接種して、強度の抵抗性を示す7系統を選抜した。今後、閉鎖系温室、特定網室および隔離圃場で、特性と環境への安全性を評価して実用化を目指す。白さび病抵抗性のキクの育成により、切り花品質向上と減農薬栽培が可能になる。 |
研究対象 | キク |
戦略 | 園芸、ゲノム等先端 |
専門 | 育種 |
部門 | 花き |
カテゴリ | 病害虫 育種 きく 抵抗性 農薬 病害抵抗性 品種 |