課題名 | 10 ゲノム操作等による果樹の新品種の育成 (1)ゲノム操作及びDNAマーカー利用で作出したイチジク新系統の特性検定 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
豊前・果樹 |
研究期間 | 新H15~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 大果性を目標とする育種の素材として利用するため、試験管内のコルヒチン処理により作出した5品種・系統の四倍体を圃場に定植し、二倍体のものと果実特性を比較した。品種・系統により多少異なるが、四倍体は二倍体と比較して果実が着生しにくく収量が少なかった。四倍体の果実は、二倍体より果重が大きくなるがその程度は品種・系統により異なり1.1~1.4倍であった。また、四倍体と二倍体との交配により三倍体の交雑実生を獲得した。次年度以降、四倍体の特性調査を継続するとともに、四倍体を利用した交配を進める。得られた成果は県の成果情報として公表し、今後のイチジク育種に利用する。 |
研究対象 | いちじく |
戦略 | 園芸、作物育種、ゲノム等先端 |
専門 | 育種 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 育種 いちじく 栽培技術 新品種 DNAマーカー 品種 |