課題名 |
施設栽培における漁業系有機性資源の有効利用技術 |
研究機関名 |
北海道立道南農業試験場
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研究分担 |
園芸環境科
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研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2005 |
摘要 |
目的:施設栽培において、水産系廃棄物に由来する有機性資源を用いた肥料およびたい肥の養分特性を活かした施用方法を策定し、土壌養分バランスを良好に保ち、将来に亘って健全な土壌で栽培を継続するための適正な有機物施用基準を設定する。成績概要:(i)連用3年目において、魚たい肥+化成区の良果収量は化成肥料区より高く、牛糞たい肥+化成区と同等であった。(ii)連用3年目におけるトマト栽培跡地土壌の化学性は、魚たい肥区のpH、EC、交換性CaOおよびNa2Oが無たい肥区および牛糞たい肥区に比べて高かった。これは供試した魚たい肥中の成分による影響と考えられた。また熱水抽出性窒素は魚たい肥区および牛糞たい肥区が無たい肥区より高かった。(iii)水産系廃棄物を含むたい肥は、道南農試で使用している牛糞たい肥に比べて、乾物率およびNa2O含有量が高かった。また、付着物や貝殻を原料とするものはCaO含有量が高かった。
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研究対象 |
トマト
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専門 |
土壌肥料
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
肥料
施設栽培
土壌管理技術
トマト
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