課題名 |
6 有望品目の特性把握及び選定と栽培技術の確立(1) 切り花 |
研究機関名 |
青森県農林総合研究センターフラワーセンター21あおもり
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研究分担 |
普及技術部他
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研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
最近の消費動向は、フラワーアレンジメントやガーデニングブーム等で、切り花類、鉢物類ともに多品目、多品種となっている。このような動きの中、夏季冷涼、早期秋冷など本県の立地条件を活用した多様な花き生産を進めるため、有望品目の特性把握・選定と栽培技術の確立が重要な課題となっている。このため、切り花、鉢花・花壇苗、枝物・花木類の有望品目の特性を把握し、栽培技術を確立する。切り花としてカーネーションの定植期と切り花品質、アルストロメリアの品種比較、小輪アスターの定植期と開花時期等について検討した。 カーネーションの13新品種について品種特性を明らかにした。上物率から判断すると、「カンヌ」、「リボット」が有望、「アオモリ」は萼割れ対策を講じれば有望と判断された。また、スプレータイプでは「コンパクト」、「ローザベベ」の2品種が有望と判断された。 アルストロメリアの10品種を供試し、切り花長、花らい数等の特性を調査し、1品種を除き有望であった。 小輪アスター(ハウス)の旧盆前出荷に向けた定植時期を検討し、4月下旬までの播種で8月採花の可能な品種は「ステラレッド」ほか2品種であった。 スプレーストックの8月5日までの播種で年内採花が可能であったが、8月18日播種では採花期が1月~2月上旬となった。 シュッコンアスターのハウス栽培で12品種について定植期と開花時期の検討を行った結果、4月15日までの播種で「ステラレッド」、4月25日までの播種で「ステラディープローズ」、「ステラホワイト」が8月上旬までに採花期となり、旧盆出荷に間に合うことがわかった。また、露地では「ステラディープローズ」、「ステラホワイト」が8月上旬までに採花できることが判明した。
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研究対象 |
カーネーション他
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専門 |
栽培生理
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部門 |
花き
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カテゴリ |
アスター
アルストロメリア
カーネーション
栽培技術
出荷調整
新品種
ストック
播種
品種
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