課題名 |
肉用牛における早期能力推定技術の確立 |
研究機関名 |
栃木県畜産試験場
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研究分担 |
畜産技術部肉牛研究室
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研究期間 |
完H15~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
アニマルモデルによる育種価は、種牛の産肉能力を改良する上で重要な指標となるが、肉用牛の改良に利用する場合、充分な産子枝肉データが集積されるまで時間を要すること、育種価に偏重した種雄牛の利用増大により生産集団の近交度上昇や遺伝資源の急速な減少が危惧されることなど問題点も多い。 そこで本試験では、育種価の利用による効率的な肉用牛の改良交配を推進していくうえで、これらの問題に対応するため、超音波肉質診断などの生体測定技術を利用した繁殖雌牛の早期能力推定方法の検討や、産肉特性と血統構造との関係についての検討等を行い、育種価を活用した改良技術の確立・普及を図る。 本試験の成果を活用することにより、繁殖雌牛の早期能力推定が可能になり、遺伝的能力に基づく効率的な牛肉生産が図れる。また、受精卵移植技術と併せて利用することにより、改良速度の向上及び高品質牛肉生産の推進に効果が期待できる。
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研究対象 |
肉用牛
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専門 |
育種
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部門 |
牛
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
受精卵移植
測定技術
肉牛
繁殖性改善
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