課題名 |
産地いきいき健康エンドウ生産技術 |
研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター暖地園芸センター
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研究分担 |
園芸部
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研究期間 |
H15~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
1.目的:本県の特産品目の実エンドウ新品種「紀の輝」の栽培管理技術を開発するとともに、主要品種「きしゅううすい」の生産安定技術を確立する。2.計画:実エンドウ「紀の輝」の作型別栽培管理技術。実エンドウ「きしゅううすい」の多収生産技術。実エンドウ「きしゅううすい」の品質不良莢等の発生要因の解明とその対策。品質不良莢選別台の開発。「きしゅううすい」、「紀の輝」の内容成分の分析・評価3.期待される効果:実エンドウ「紀の輝」の作型別栽培管理技術の確立と産地定着化、年内どり実エンドウの収量30%アップ、不良莢選別台の導入により品質不良莢の出荷を大幅に低減できる。機能性成分の含有量が明らかとなる。4.得られた効果:露地夏まき年内どり栽培において、「紀の輝」は慣行の施肥法より追肥に重点を置くことで初期収量が増加し品質が高まった。品質不良莢の肥大不良子実は、受精していることが確認され、その後の肥大期に障害を受けていることが明らかとなった。夜間の低温(3℃)に加え昼間の遮光と低温(13℃)が品質不良莢の発生を増加させることが判明した。品質不良莢を容易に判別できる選別台の開発により、品質不良莢の出荷を抑制することが可能となった。「紀の輝」、「きしゅううすい」ともに デンプン含量は10~30%、全糖含量は60%でそのうち80%以上をショ糖が占め、作型および品種間には顕著な差異がないことがわかった。5.残された問題点:選別台の早期現地導入
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研究対象 |
エンドウ
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
機能性成分
栽培技術
出荷調整
新品種
施肥
品種
実えんどう
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