中国中山間水田における飼料用稲を基軸とする耕畜連携システムの確立

• 研究機関名: 岡山県農業総合センター農業試験場
• 研究分担: 化学研
• 研究期間: 継H15～18
• 年度: 2005
• 摘要: 家畜排泄物取締法の改正により多量の堆肥が製造され、その農地利用が求められているが、資源循環の観点からは堆肥の積極的な利用先として飼料用稲作が有望視されている。しかし、堆肥施用だけでは肥効が不足するため化成肥料の施用が必須となるが、施用する堆肥の性状や連用年数の違いを考慮した合理的な施肥基準は必ずしも明確でない。そこで、性状の異なる牛ふん堆肥とそれらが施用される牛ふん堆肥連用圃場の土壌窒素の無機化パターンを明らかにすることで、堆肥の積極的な利用を前提とした合理的かつ環境保全的な施肥設計を提示する。その結果，たい肥連用による地力の動態を明らかにした．本年度は畜産廃棄物を活用した飼料稲の施肥設計を提示する予定である．
• 研究対象: 水稲
• 専門: 土壌肥料
• 部門: 水稲
• カテゴリ: 肥料 飼料用作物 水田 水稲 施肥 中山間地域 土壌管理技術