課題名 |
牧草・飼料作物系統適応性検定試験 |
研究機関名 |
香川県畜産試験場
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研究分担 |
飼料環境
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研究期間 |
継H9~ |
年度 |
2005 |
摘要 |
育種指定試験地で育成中の新系統について育成地と異なった地域での適応性を検討し、新品種登録のための資料を提供する。17年度成果:1)ホールクロップサイレージ用ソルガム:長野県畜試系3系統:東山交29号は、耐倒伏性が高かった。草丈と稈径は標準品種並みであった。生草収量及び乾物収量は標準品種を下回った。東山交31号は、出穂が遅かった。稈長は標準品種並みであったが茎が細かった。生草収量は少なかったが乾物率は供試品種の中で最も高かった。東山交32号は出穂が最も早かった。稈径は最も細かったが倒伏は無かった。また乾物率が高かった。2)イタリアンライグラス:山口県農試系の山系32号について播種期を早播きと標準播きに区分して検定した。発芽と定着時草勢は良好であった。発芽直後の苗立枯れ症やいもち病、冠さび病の発生は無かった。草丈は高く、耐倒伏性も高かった。生草収量は多く、標準品種をかなり上回った。乾物率が高く乾物収量も標準品種をかなり上回った。残された問題点:供試系統はすべて検定継続中で、引き続き実施する必要がある。
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研究対象 |
イタリアンライグラス、ソルガム
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専門 |
育種
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部門 |
草地・飼料作
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カテゴリ |
育種
イタリアンライグラス
いもち病
飼料作物
新品種
ソルガム
播種
品種
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