| 課題名 |
高効率有機物分解による機能性成分製造技術開発(業務年報から) |
| 研究機関名 |
愛媛県工業技術センター
|
| 研究分担 |
食品加工室
|
| 研究期間 |
継H16 |
| 年度 |
2005 |
| 摘要 |
県内おいては柑橘類の搾汁残渣やタンパク質等の有機物が多く排出されているが、効果的な有効利用がなされていない。そこで、産学官のコンソーシアム研究開発により、酵素分解と電気透析を組み合わせた高効率分解技術を用い、これら未利用資源を利用し酵素阻害成分、微生物に対する増殖・抗菌性分など付加価値の高い天然の機能性成分の探索を行う。また、未利用資源から機能性成分の効率的な製造及び利用技術開発を行い地域経済の活性化を図る。1 ゆず・レモン・夏みかんアルベド(内皮部分)に含まれるペクチン質含有量の測定:アルベド(内皮部分)に対し10倍量の0.05mol/L 炭酸ナトリウム溶液を用い、4℃、18時間攪拌処理を行い抽出を行った結果、得られるペクチン質はゆず(7.2g)、夏みかん(5.5g)、レモン(4.6g)の順で多いことが分かった。2 抗アレルギー性・乳酸菌の増殖促進活性評価方法の検討:機能性成分についてヒアルロニダーゼ阻害活性を測定することで、抗アレルギー性の評価ができることがわかった。また、乳酸菌の増殖促進活性の測定方法が確立できた。 3 高効率酵素分解・電気透析技術により得られた低分子キトサンの分子量測定と抗菌性:分子量約200,000のキトサンを酵素分解・電気透析技術を用いて処理を行ったところ、分子量約9,000の低分子キトサンが効率よく得られることがわかった。また、得られたキトサンは、10mg/ml の濃度で食中毒菌の一種である黄色ブドウ球菌に対し、高い抗菌活性を持つことが分かった。
|
| 研究対象 |
柑橘、水産物
|
| 専門 |
食品加工流通
|
| 部門 |
その他作物
|
| カテゴリ |
加工
機能性成分
未利用資源
ゆず
レモン
|