課題名 | 牛のワンショット過排卵誘起法の確立 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
家畜部 肉用牛チーム |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 黒毛和種供胚牛から胚を生産する際には、通常卵胞刺激ホルモン(FSH)の3日間朝夕漸減投与により過排卵を誘起しており、作業が繁雑である、コストが高い、牛に大きなストレスを与える等の問題点がある。最近、FSHを徐放性担体である水酸化アルミニウムゲル(AG)に吸着させることにより、1回の投与で過排卵誘起効果が得られることが判明しており、徐放性担体を活用したワンショット過排卵誘起法の実用化を図るため、AG濃度の違いがFSH皮下1回投与後の過排卵誘起に及ぼす影響について調査した結果、AG中のアルミニウム濃度を3.0mg/mlから1.5mg/mlに減少してもワンショット過排卵誘起高価に影響しないことが明らかとなった。引き続き研究を実施中である。 |
研究対象 | 肉用牛 |
専門 | 繁殖 |
部門 | 牛 |
カテゴリ | 過排卵 コスト 肉牛 繁殖性改善 |