課題名 |
健康素材としての地域資源作物の栽培技術開発 |
研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場
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研究分担 |
薬草・地域作物センター
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研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
薬用植物やハーブ等について、本県に適した品目の掘り起こし・選定を行い、有望品種についての地域特産物としての栽培技術を確立する。○薬用植物等の収集と適応性:ウコンは、主根茎数及び重量ともに台湾系統が大きかった。側根茎重量は、インドネシア系統が特に小さかった。キョウオウは、主根茎数及び重量とも種子島系統が大きかった。ガジュツは、重量では種子島系統が、主根茎数量では京都系統が大きかった。トウキは、4月に播種した苗の11月移植と翌年の4月移植との生育状況の比較では、11月移植は1株の根重が4月移植を上回るものの、抽苔率が高い。ジャーマンカモミールの満開時一斉収穫は、随時収穫より収量が40%程度低下するが作業性は向上した。 ○増殖技術の確立:ウコンは、種子島系統が生育量が大きく、収量も高かった。中でも主根茎30~40gを種芋としたものが優れた。キョウオウでは、種子島系統の収量が高く、種芋重量が大きいほど収量が増加する傾向がみられた。ガジュツでは、40g以上の主根茎を種芋としたものが多収であった。ローズマリー、ミント類、コモンセージ、レモンバーム、コモンタイムの挿し芽増殖の有効性と適期を確認した。 ○商品化のための省力栽培技術開発:エビスグサの4月播種は、条間70cmで株間25~30cmが、7月播種は、条間60cmで株間20cmで収量が高かった。
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研究対象 |
ハーブ、薬草
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専門 |
栽培生理
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部門 |
その他作物
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カテゴリ |
うこん
カモミール
栽培技術
セージ
タイム
とうき
播種
品種
レモンバーム
ローズマリー
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