| 課題名 |
庄内海岸林における主要広葉樹による復元・改良技術の確立 |
| 研究機関名 |
山形県森林研究研修センタ-
|
| 研究分担 |
森林研究研修センター
|
| 研究期間 |
継H15~19 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
目的:海岸クロマツ林はマツ材線虫病の被害により防風等の機能が低下しているが、従来のクロマツ単純林への復元ではマツ材線虫病の壊滅的な再被害が懸念されている。そこで、庄内海岸地域の潜在植生であり、生育が確認されている高木性広葉樹をクロマツに適宜混交させ、多様かつ持続可能な海岸林の復元・改良技術の開発を行う。成果:クロマツと広葉樹(カシワ、シナノキ、イタヤカエデ、ケヤキ)による効果的な更新方法を検討するため、月光川北部の丘陵地に、林内植栽区(クロマツ1.0m苗、広葉樹0.3m苗)、同時植栽区(クロマツ0.3m苗、広葉樹0.3m苗)、単独植栽区(広葉樹0.3m苗)を設定した。5成長期後の結果、植栽方法間では生存率、樹高に有意な差はなかったが、樹種間では、生存率に差はなかったものの、樹高はケヤキ、イタヤカエデ、カシワ、シナノキの順で有意な差があった。また、砂丘地におけるニセアカシアの有効な駆除方法を検討するため、刈払いと除草剤(有効成分:グリホサートアンモニウム塩41%、20倍希釈液)の効果を比較した結果、除草剤を使用した方が効率的であった。さらに濃度については160倍希釈液でも20倍希釈液と同等の効果が認められた。砂丘クロマツ林にはニセアカシア以外の高木性広葉樹が少なく、ニセアカシアを駆除しても自然に侵入する高木性広葉樹はほとんどないことから、砂丘クロマツ林内への植栽に適した広葉樹を選定するための植栽試験地を設定した。5成長期後の結果、エノキ、ケヤキの生存率、成長量が高く、植栽に最適な広葉樹であることがわかった。
|
| カテゴリ |
病害虫
かえで
除草剤
|