傾斜地における草地更新技術の開発 1)傾斜地への牧草性地被植物利用に関する試験 

課題名 傾斜地における草地更新技術の開発 1)傾斜地への牧草性地被植物利用に関する試験 
研究機関名 栃木県酪農試験場
研究分担 南那須育成牧場
研究期間 継H16~19
年度 2006
摘要 目的:放牧草地の更新が行われにくい急傾斜地は裸地化し、その有効利用面積の縮小とともに表土流失が危惧される。そこで、匍匐茎で増殖し、牧草として利用できる地被植物種子を当牧場等で完熟した堆肥の覆土効果を生かして混合散布し、その発芽・伸展状況を観察することでこの手法に適する草種・品種を選定し、複合的機能を有する放牧場を目指した簡易草地更新技術を開発する。計画:(i)匍匐茎で増殖し、堆肥との混合散布に適した草種の検討。成果:暖地型牧草3草種5品種、寒地型牧草4草種5品種で検討した結果、寒地型牧草が適していることがわかったので、平成17年に成績良好であった寒地型牧草のトールフェスク、ケンタッキーブルグラス、ペレニアルライグラスの3草種の単播および混播試験を行った結果、牧草の被度は、トールフェスクの単播・混播区が最も高い傾向を示し、生収量、風乾物収量は、ともに単播ではペレニアルライグラス、混播ではペレニアルライグラス+ケンタッキーブルーグラスの区がそれぞれ多い傾向を示した。ケンタッキーブルーグラス単播区では、被度が他の区より低く、雑草の被度が他の区に比べ高い傾向を示した。
カテゴリ 病害虫 寒地 傾斜地 雑草 さやいんげん 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S