| 課題名 |
2(5)冷水魚増養殖技術試験 |
| 研究機関名 |
愛知県水産試験場
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| 研究分担 |
冷水魚養殖グループ
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| 研究期間 |
継14~21 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
絹姫サ-モンは初期生産過程において歩留まりが低く,安定生産に至っていない。そのため、初期生残率の改善を中心とした試験と親魚の安定確保のための試験を実施する。(i)ニジマスレンサ球菌症に対するヒラメワクチンの有効性試験 最近、養鱒業界では大型魚のレンサ球菌症の発生が増加し、その被害による親魚不足が問題となっている。このため、ニジマスのレンサ球菌症に対する治療薬はないが、ヒラメではレンサ球菌症ワクチンが市販されており、本剤のニジマスレンサ球菌症に対する有効性を試験した。試験方法は、ワクチンを接種したニジマスと非接種のニジマスに対してレンサ球菌を人為感染させ、発症やへい死の状況を比較調査した。(ii)イワナの性転換率向上試験 H16年度に採卵した全雌イワナで,雄化ホルモン(17α-Methyltestosterone)0.5μg/Lで2時間浸漬処理をふ化直後から90日目まで隔日で45回のホルモン処理をした区(隔日区)とふ化直後から90日目まで週3回で39回ホルモン処理をした区(週3回区)の魚を成魚サイズまで通常飼育し、秋に生殖器官を検査して雄化率を調べた。なお、各区に2区の試験区を設けて行った。(iii)ニジアマ稚魚期のへい死原因解明試験 淡水組合ではニジアマの稚魚期における歩留まりが悪く、そのへい死原因を明らかにするため、平成18年12月20日に組合で作出したニジアマ発眼卵の一部を当所に搬入して飼育し、組合と当所での歩留まりを比較した。また、組合および当所でへい死がある場合はその原因を調査した。当所での飼育は2試験区を設けた。結果の概要は以下の通り。(i)ニジマスレンサ球菌症に対するヒラメワクチンの有効性試験 レンサ球菌症原因菌を1×101 cfu/尾で接種したワクチン非接種区のニジマスは90%がへい死したが、ワクチンを接種したワクチン接種区ではへい死がなかった。また、レンサ球菌症原因菌を1×102 cfu/尾で接種したワクチン非接種区は全滅であったが、ワクチン接種区は15%の累積へい死率にとどまった。以上の結果より、ニジマスレンサ球菌症に対するヒラメワクチンの有効性が認められた。(ii)イワナの性転換率向上試験 隔日区の雄化率は2.9, 3.6%、週3回区の雄化率は16.2, 20.0%であった。H14年度とH15年度の採卵群の隔日区はそれぞれ43.2%と39.4%でかなり高く、今年度の隔日区は非常に低い値であった。その原因は、ホルモン処理終了時における平均体重がH14、H15年度採卵群は0.57, 0.53g/尾であったが、H16年度採卵群は0.36g/尾と小さかったことから、仔魚の成長不良が相対的なホルモン過多となり、性転換作用が低下したためではないかと推測された。(iii)ニジアマ稚魚期のへい死原因解明試験 当所で飼育しているニジアマはIPNによる僅かなへい死がみられたが、平均体重1.7g/尾までの歩留まりは84.6,87.9%であった。組合で飼育しているニジアマはまだ餌付け期であり結果は得られていない。
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| カテゴリ |
あま
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