| 課題名 | 中山間水田における飼料イネを基軸とする耕畜連携システムの確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
広島県立総合技術研究所畜産技術センター |
| 研究分担 |
飼養技術部 |
| 研究期間 | 継H18~19 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | 目的:広島県においては,転換田の有効利用,高度利用にむけ,飼料イネの生産や給与,糞尿の地域内還元などの取り組みが行われ,飼料イネの作付面積は120haにまで増加している。泌乳牛において,乳量,乳成分を維持する混合飼料(TMR)中の飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)の乾物混合割合は,泌乳中期牛で26~30%,泌乳前期牛で25%とする結果が明らかにされ,粗飼料として飼料イネWCSを単体で給与する場合の飼養指標になっている。さらに,より広範で安定した飼料イネWCSの利用を進めるために,育成期等における給与馴致方法や,乾乳期および泌乳最盛期において,飼料イネWCSと他の粗飼料との組合せで栄養的に補完したTMRの調製,給与技術について検討し,飼料イネWCSの生産,給与技術マニュアルを作成する。これまでの成果: (ア)育成および経産牛等における飼料イネWCS給与の馴致期間の検討:飼料イネWCS摂取未経験育成牛13ヶ月齢5頭に配合飼料を一定量給与し,イタリアンライグラスヘイレージ+乾草給与と飼料イネWCS給与における乾物摂取量を比較したところ,飼料イネWCSの摂取は,摂取拒否もなく,摂取量が有意に高く(P<0.01)推移し,馴致を必要としないと思われた。(イ)飼料イネWCSの切断長が飼料摂取量および泌乳成績に及ぼす影響:飼料イネWCSと購入乾草を組み合わせたTMR給与における飼料イネWCSの切断長(1.5cmおよび4.5cmTMR)が摂取量に及ぼす影響を検討したところ,分娩前および分娩後ともに乾物摂取量,乳量は1.5cmTMRが高く推移する傾向であった。以上のことから,泌乳前期には,飼料イネWCSの切断長が短いほうが乾物摂取量,泌乳成績の向上に有利と考えられた。 |
| カテゴリ | イタリアンライグラス 水田 中山間地域 乳牛 |