広島県独自の有機性資源循環システムの開発

課題名 広島県独自の有機性資源循環システムの開発
研究機関名 広島県立総合技術研究所畜産技術センター
研究分担 環境資源部
研究期間 継H18~20
年度 2006
摘要 目的:有機性汚泥や家畜ふん尿などの有機性産業廃棄物の県内発生量は年間400万トンにも及び,堆肥化等の処理がなされているものの,供給過剰等により処理が滞り環境汚染も散見されている。そこで,鶏ふんへの乾式メタン発酵技術の応用,メタン発酵残渣の堆肥化,乾式メタン発酵技術の副産物として得られるアンモニアの利用方法について検討し,県内有機性廃棄物の減量・資源化及び環境関連産業育成の一助とする。これまでの成果:(ア)メタン発酵残渣の堆肥化:メタン発酵残さ(下水汚泥由来)にオガクズを混合して通気性を改善し,通気を行った。メタン発酵残さには易分解性有機物がほとんど含まれていないため,発酵温度の上昇は起こらなかったが,悪臭は消失した。(イ)鶏ふんへの乾式メタン発酵技術の応用(アンモニア発酵試験):メタン発酵はアンモニアによって阻害されるため,あらかじめアンモニア発酵を行って発酵原料に含まれる窒素分をアンモニアに変換し,発生したアンモニアを除去しておく必要がある。そこで、鶏ふんのアンモニア発酵に適した条件について検討した。鶏ふんは単独でアンモニア発酵するため,発酵種菌を添加する必要が無い。また,培養温度は35℃が適している。(ウ)アンモニアの利用方法(刈取適期を過ぎた牧草のアンモニア処理):出穂後30日に収穫したイタリアンライグラスのロールをラッピングし,液化アンモニアを注入後,6ヶ月貯蔵した。泌乳牛を対象に嗜好性調査を行ったところ,アンモニア処理により摂取量が低下した。
カテゴリ イタリアンライグラス 鶏 乳牛

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