課題名 | 乳用牛周産期栄養診断高度化試験 |
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研究機関名 |
愛媛県畜産試験場 |
研究分担 |
飼養技術室酪農班 |
研究期間 | 継H17~19 |
年度 | 2006 |
摘要 | 分娩前後(周産期)の栄養度診断は血液成分や外貌評価によっているため、鋭敏さに欠け手遅れになる場合が多く、早期に栄養度を診断する技術が求められている。そこで、近年発見された採食行動を司る消化管ホルモンを指標としたより迅速な周産期栄養診断技術を検討する。本年度は栄養充足水準別に示される血液成分および採食行動を律する消化管ホルモンの濃度差を明確にし、乳牛の栄養状態を示す指標値の選定を図った。TDN充足率100%以上の状態において血中グルコース濃度に差が生じた。一方、低栄養で反応を示すとされるNEFA濃度は、本試験では栄養充足率の違いによる差を生じなかった。 |
カテゴリ | 栄養診断 乳牛 |