課題名 |
イチゴ高設栽培における安定多収技術の確立 (2)周年高品質生産のためのクラウン部局部温度制御技術の開発 (i)促成栽培におけるクラウン部温度制御技術の開発 |
研究機関名 |
福岡県農業総合試験場
|
研究分担 |
野菜栽培部
|
研究期間 |
継H17~19 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:イチゴの促成栽培では省力化、軽作業化を目的に高設栽培が導入されているが、収量向上のため、クラウン部の温度を局部的に制御する技術を開発する。計画:局部加温温度、加温開始時期、ハウスの暖房温度との組み合わせ試験を行う。期待される成果:イチゴの厳寒期の草勢維持が可能となる省エネ技術が確立できる。得られた成果:促成栽培で「あまおう」と「とよのか」を用いて、電熱線でクラウン部を加温したところ厳寒期の草勢が維持できるとともに、各果房の開花期や収穫期が前進化する。その効果は、ハウス内温度を下げても高い。また、両品種ともに加温を11月1日に始め、設定温度はハウス内に設置したセンサー温度を25℃に保つ管理が妥当である。成果の受け渡し先:行政、団体。残された問題点:電照時間の見直しを含めた、省エネ技術の組み立て。
|
カテゴリ |
安定多収技術
いちご
収量向上
省エネ・低コスト化
省力化
品種
|