課題名 | 環境に優しい新農業資材の開発とその利用技術 (2)環境に優しい新農業資材の利用技術 (i)野菜栽培での利用技術 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
野菜栽培部 |
研究期間 | 完H16~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:イチゴ、トマトでパルプモウルド製ポット苗の現地実証を行い、利用技術を確立する。計画:イチゴ、トマトで1か所ずつ現地での適応性を検討する。期待される成果:生分解性資材の利用が可能となり、環境に優しい農業技術が確立する。得られた成果:イチゴのパルプモウルド製ポットの苗は9月15日時点で花芽分化指数が高かった。年内収量はポリポット苗よりやや多い。10a当たり労働時間はポットへの土詰め、定植作業が短く、5時間短かった。トマトでは、定植時間が慣行(黒ホリポット)に比べ約30%短縮で、1~5段果房における正常果率に差はみられなかった。成果の受け渡し先:行政、団体。残された問題点:雨よけハウスでの育苗ではない場合、ポットの崩壊が早いため、SSトレイのようなポットを入れる容器が必要である。 |
カテゴリ | 育苗 いちご 栽培技術 トマト 野菜栽培 |