越冬性の高い夏季飼料作物を利用した栽培体系の確立

課題名 越冬性の高い夏季飼料作物を利用した栽培体系の確立
研究機関名 長崎県畜産試験場
研究分担 大家畜科
研究期間 新H18~20
年度 2006
摘要 (i)収量性、越冬性および栄養価の調査:矮性ネピアグラスは造成1年目に2回刈りが可能で、葉身乾物重割合が安定して高く、1.0t/10aを超える乾物収量が得られた。ディジットグラスは造成1年目に3回刈りが可能で1株あたりの茎数が多く、1.5t/10a程度の乾物収量が得られた。現在、越冬率などのデータを得るため、場内および県内2箇所(五島市、鹿町町)にて継続調査中である。(ii)利用性の調査:矮性ネピアグラスの葉身収量および栄養収量が最大となる刈取り適期は、草丈150cm程度であることが示された。また、矮性ネピアグラスのサイレージは、発酵品質にばらつきがみられるものの、ソルガムサイレージと比べて、黒毛和種繁殖雌牛の嗜好性が高く、TDN含量が55~60%と糊熟期に収穫したソルガムサイレージと同等であり、本県の肉用牛繁殖農家における有望な草種であることが明らかとなった。
カテゴリ 栽培体系 飼料作物 ソルガム 肉牛 繁殖性改善

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