飼料作物の系統適応性検定

• 研究機関名: 長崎県畜産試験場
• 研究分担: 大家畜科
• 研究期間: 継S51～
• 年度: 2006
• 摘要: 育成場所から配布された草種の新系統について、本県における適応性を検討し、新品種作出のための基礎資料を得ることが目的である。現在、イタリアンライグラスとソルガムの2草種において試験を実施中である。イモチ病抵抗性の強い短期利用型「山系33号」を用いた標準播きと遅播きの試験に取り組み、病害は系統、全品種に発生が見られず、収量性は中程度であった。一方、ソルガムは、現在、高消化性遺伝子を有した東山交31号（スーダン型）、東山交32号（スーダン型）、同じく高消化遺伝子で未出穂の東山交29号（ソルゴー型）の3系統について試験を実施し、いずれの品種も収量面で標準品種より低かった。
• カテゴリ: イタリアンライグラス いもち病 飼料作物 新品種 ソルガム 抵抗性 品種