課題名 | 地域資源を活用した高品質農産物の生産技術の開発 |
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研究機関名 |
熊本県農業研究センター |
研究分担 |
企画調整部企画課 農産園芸・野菜・花き 茶業 生産環境・土壌肥料 畜産・中小家畜 果樹・常緑果樹 球磨 |
研究期間 | 新H18~20 |
年度 | 2006 |
摘要 | (野菜)・湧水を利用した培地冷却方式による夏穫りイチゴの生産システムを構築する。・夏穫りイチゴの品種としては、‘エラン’等が有望であった。(花き)(i)低温寡日照期の日中加温法の検討 ・日中高温(9:30~13:30、25℃加温)、夜間低温(夜温9℃設定)の管理でトルコギキョウは、生育が促進されることがわかった。また、花芽分化節位が慣行栽培に比べて上昇する問題点が確認された。・同じハウス温度の管理下では、地温が高い方が花芽分化が早まる傾向が確認された。(ii)高温期の夜間冷房法の検討 ・中生から晩生品種を用いた8月10日定植の作型では、20℃設定(17~7時)のスポットクーラーを用いた夜間冷房で、抽台開始節位の低下、半ロゼット株の発生率の低減、花芽分化時期の遅延、第1花着花節位の上昇、有効1次分枝の増加、有効花蕾数の増加、節間伸長が確認され、秋出荷のトルコギキョウ栽培に有効であった。(土壌肥料)目的:水稲およびスイカの主に品質に対する土壌特性の影響を明らかにする。成果:水稲では土壌条件と施肥、スイカでは土壌の違いによって品質が異なることが明らかになった。(球磨)目的:球磨地域では、焼酎粕等の有機物資源の農産物生産への活用が課題となっている。そこで、焼酎粕や木炭等の有機物資源を活用した高品質な農産物の生産技術について検討し、環境に優しい地域循環型農業と球磨産農産物の高付加価値化を図る。成果:水稲栽培においては、焼酎粕を肥料として利用できることが分かったが、木炭の土壌改良効果については判然としなかった。 |
カテゴリ | 肥料 いちご 高付加価値 栽培技術 出荷調整 すいか 施肥 土壌改良 土壌管理技術 トルコギキョウ 品種 |