| 課題名 | 遺伝子組換え作物交雑等防止事業 ~ダイズ |
|---|---|
| 研究機関名 |
北海道立十勝農業試験場 |
| 研究分担 |
大豆科 病虫科 |
| 研究期間 | 継H18~20 |
| 年度 | 2007 |
| 摘要 | (ア)他家受粉による交雑に関する調査 a.試験目的 「遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等の防止に関する条例」で定められた「交雑防止措置基準」の隔離距離等における交雑の有無を調査するとともに、交雑に関連する要因について調査し、同基準をより北海道の実態に即したものとするための検証、見直しに必要なデータを蓄積する。 b.試験方法(a)交雑防止措置基準に示される隔離距離等における交雑の有無等の調査 (1) 栽培方法 花粉親と種子親は、特定の距離(隣接、10m:農水実験指針、20m:交雑防止措置基準、220m:平成18年に本試験で交雑が推測された距離)をとる。花粉親と種子親の品種は、ともに非遺伝子組換えで、開花期が重複し、交雑した場合キセニアで確認できるものを選定する。 (2) 調査項目 交雑の有無(キセニアの発生:キセニア種子は中央農試遺伝子工学科でPCRマーカー分析し交雑の有無を判定)、生育調査(主茎長等生育調査、開花期等)、気象要因(マメダス)(b)訪花昆虫相の調査開花期間に大豆の花を訪れる昆虫を観察する。また、大豆ほ場に昆虫捕獲ネットを設置し、訪花性昆虫の定量的把握を行う。さらに、大豆ほ場に防虫網を設置し、交雑率への影響と昆虫の関与を推測する。 、(イ)遺伝子組換え作物交雑等確認調査 a.試験目的 開放系で遺伝子組換え作物が栽培された場合、その栽培者に義務づけられている遺伝子組換え作物と一般作物との交雑の有無に関する調査結果について、信頼性を担保するために調査・確認を行う。b.試験方法(a)遺伝子組換え作物との交雑確認用に栽培する一般作物の交雑種子のサンプリング(b)遺伝子組換え作物と一般作物の交雑の有無の確認(キセニアの発生:キセニア種子は中央農試遺伝子工学科でPCRマーカー分析し交雑の有無を判定)、c.結 果 花粉親と種子親の開花期間は13日間重複した。交雑は全ての試験区で認められなかった。7月中旬の低温の影響による花粉稔性の低下が推測されるが着莢・結実していること、花粉区内においても交雑が認められなかったことから、交雑の要因として風媒の可能性は低いと考えられた。交雑が発生しなかった要因として、約200mの距離にあるナタネ試験圃場(5a)が、大豆開花始より早い7月上旬~大豆開花終期の8月中旬まで開花期間を迎えており、訪花性昆虫がナタネに集まった可能性が考えられた。 |
| カテゴリ | 受粉 大豆 なたね 品種 |