課題名 |
冷水資源を利用した根域冷却による野菜の高品質化技術の開発 |
研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所
|
研究分担 |
園芸栽培部
|
研究期間 |
新H19~21 |
年度 |
2007 |
摘要 |
本県において、イチゴは栽培面積が多く、生産額(平成16年度)もイチゴ62億円と園芸生産額の大きな比率を占めており、園芸振興上の重要な品目となっているが、冬春どりイチゴの栽培面積は年々減少している。、 夏秋どりイチゴの栽培は、七ヶ宿町、蔵王町、登米市、栗原市などで約7ha栽培され、徐々に増加している。夏秋どり栽培では、高温抑制のため寒冷紗等の被覆資材による遮光が一般的に行われているが、遮光により品質や収量が低下している。、 夏季の施設栽培では、高温抑制が大きな課題であるが、経費が多くかかることから、問題解決は先延ばしにされてきた。この課題では中山間地の地下水や湧水などの冷水資源を活用して、根域を冷却することや夜間のウォーターカーテン、細霧冷房など低コストの栽培技術を開発する。、 当研究所には、イチゴ新品種の育成(「もういっこ」、「サマーキャンディ」)、夏秋どりイチゴの栽培技術など技術シーズがあるので、本研究課題では、冷水を利用した培地冷却を明確にするとともに、これまでの研究を発展させ、品質重視の生産技術を確立し、特色ある産地づくりにつなげることを目的とする。
|
カテゴリ |
いちご
栽培技術
施設栽培
新品種
中山間地域
低コスト
|