寒冷地に適したキク類の省力,低コスト生産体系の確立

課題名 寒冷地に適したキク類の省力,低コスト生産体系の確立
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 園芸栽培部
研究期間 新H19~21
年度 2007
摘要  近年,輪ギクやスプレーギクの産地では,切り花単価の低迷に加え,原油高騰にともなう暖房費の増加,電気代等負担の増加,大手種苗会社品種での権利代引き上げ等生産コストの上昇が生産者の経営面での負担を増大させ,農業経営を圧迫している。、 県内の輪ギクの主産地では,大手種苗会社以外(民間,他の公立機関)が育成し,権利代が安く,無側枝性,低温開花性,栽培期間が短い等省力,低コスト生産可能な新品種あるいは系統の導入が始まったところである。当研究所に対しても,新品種や系統の特性の把握と選抜,寒冷地気象を利用した作型開発等の要望(平成17年度農業振興課,気仙沼地振セ,平成18年度栗原農改他)がある。、 当研究所でもスプレーギクでは,周年生産可能な新品種を育成し,輪ギクでは,白さび病抵抗性品種の育成を開始し,有望系統が出てきている。そのため,新品種や系統の特性の把握と選抜,詳細な栽培法の確立が急務となっている(上記事業)。、 生産技術では,生産現場から暖房費や電気代削減のための省エネ技術を中心とした低コスト生産技術開発の要望(平成19年度農業振興課)が強い。、 輪ギクとスプレーギクについて,寒冷地に適し,省力,低コスト生産が可能な新品種の検索と栽培法を確立するとともに新電照用光源や植物成長調整剤等を利用した省エネ技術中心の低コスト生産技術を開発し,県内版省力,低コスト生産体系を確立することを目的とする。
カテゴリ きく 経営管理 コスト 省エネ・低コスト化 新品種 抵抗性品種 低コスト 品種

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