カワウによる漁業被害防除技術の開発

課題名 カワウによる漁業被害防除技術の開発
研究機関名 愛知県水産試験場
研究分担 内水面養殖グループ
研究期間 新H19-21
年度 2007
摘要 〔目的〕カワウの胃内容物を把握することにより,魚種選好性を明らかにする。また,カカシの設置やテグス張り等の既存の追い払い技術の効果を検証し,より有効な追い払い技術の確立のための基礎データとする。〔成果・問題点〕(1)正午までに駆除したカワウが判別可能な胃内容物を有する可能性が高いと考えられた。(2)駆除したカワウからはアユやオイカワ,ウグイ,カワムツ,タモロコ,ハゼ科魚類が確認された。また,採食された魚類を遊泳層で区分したところ,底生魚と中層魚の両方を採食していたカワウはいなかった。(3)追い払い試験を行ったところ,単独対策区の「テグス区」では設置2週間後には効果がほとんどなかったと考えられた。複数対策区の「カカシ+テグス区」では対策実施後に平均飛来数が継続的に減少していたことから,カカシとテグスの併用は一定の効果があると考えられた。無対策区では対策区での追い払い実施前には一定数のカワウが飛来していたが,対策実施後,2日目までの平均飛来数は減少した。しかし,その後は平均飛来数が増加したことから,同一河川で追い払いを実施すると,無対策区でも一時的にカワウ飛来数は減少するが,すぐに飛来数は増加すると考えられた。
カテゴリ 防除

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