課題名 | スギ・ヒノキ穿孔性害虫被害材の有効利用技術の開発研究事業 |
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研究機関名 |
三重県科学技術振興センター林業研究部 |
研究分担 |
林産研究課 |
研究期間 | 完H17~19 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:スギ・ヒノキ穿孔性害虫被害材(以下アリクイ材)の需要を拡大するため、被害材の特性の解明とアリクイ材であっても使用可能な新たな用途技術の開発と新製品を開発する。 成果:(1)アリクイ材を使用したパネルを作成し、せん断性能の調査、柱材におけるアリクイの痕跡、曲げ性能、反りなどの材質特性を調査してデータを収集した。表裏面材にアリクイ材を使用したフラッシュパネルは、一般材を使った三層パネルと同じ壁倍率であった。(2)柱材と異形棒鋼、鋳物製キャップを複合化したフェンスを開発し、そのバリエーションについて検討した。構内に暴露試験を兼ねて普及展示を行っている。、成果の受け渡し先:アリクイ材を使用した木製防護柵を県内森林組合などと共同で作成し、伊勢市内に設置した。また、アリクイ材の利用を拡大するために、県内の森林組合や木工業者等に講習会やパンフレットなどで普及する。 |
カテゴリ | 害虫 防護柵 |