課題名 |
イチゴの温暖季多発型病害虫の減農薬防除技術の確立 |
研究機関名 |
岡山県農業総合センター農業試験場
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研究分担 |
病虫研究室
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研究期間 |
新(H19~21年度) |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:イチゴ産地では高設栽培の技術を利用して収穫期間を拡大している。しかし、これまで実害が少なかった炭疽病やアザミウマ類など温暖季に発生する病害虫の被害が問題化し、化学農薬の使用量が増加している。そこで、物理的、生物的など総合的な防除対策を確立する。、成果:(1)太陽熱消毒の処理方法を検討したところ、炭疽病菌が死滅する45℃以上の継続時間は、ハウス中央のプランターでやや長かった。(2)被覆資材の種類による違いは見られず、どの資材でも無被覆に比べ発病は少なかった。(3)現地では、ベノミル耐性菌、アゾキシストロビン耐性菌が高率で発見された。(4)岡山市ではナミハダニとヒラズハナアザミウマが、久米南町ではオンシツコナジラミが主体であった。(5)現地のナミハダニについて、薬剤感受性を検定したところ、バロックフロアブルの感受性は7割の圃場で低下していた。
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カテゴリ |
病害虫
いちご
害虫
耐性菌
炭疽病
農薬
ヒラズハナアザミウマ
防除
薬剤
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