課題名 | 環境にやさしい花き栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
小豆分場花き 経営 |
研究期間 | 新H19~21 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:低温管理による重油等の消費量削減、液肥施用量削減による施設外への流出軽減を図り、農薬・温度・土壌の面から農村環境にも配慮した環境にやさしい花き栽培技術を確立する。 成果:(1) ポジティブリスト対策に対応した病害虫防除技術の確立 ネットハウスにおいて拍動潅水装置を用いたホスチアゼート液剤の土壌潅注によるハダニ防除効果を検討したところ、慣行防除よりもハダニの抑制効果が高く、農薬散布者の安全および省力化の面からも有効であると考えられる。(2) 低温管理による栽培技術の確立 (2)-1 キク低温開花性系統等を用いた変温管理技術の確立産地から収集した「神馬」16系統について生育および開花特性を調査した結果、低温条件でも開花が遅れにくく比較的良質の切り花が得られた5系統を選抜した。 (2)-2 カーネーションの冬期夜温変温管理技術の確立 冬期夜温を前夜半12℃、後夜半8℃、早朝12℃で変温管理し、「せとのはつしも」に電照処理を行った結果、分枝の伸長が速まり開花が促進した。(3)低温管理技術等導入による経営指標作成 輪ギク施設栽培をしている認定農業者に、保温対策・変温管理についての実態をアンケート調査した結果、ほとんどの農家が燃料費削減はすぐに取り組むべき課題だと考えていることが確認できた。、 |
カテゴリ | 病害虫 馬 カーネーション 管理技術 きく 経営管理 栽培技術 施設栽培 省力化 農薬 病害虫防除 防除 |