課題名 |
2種生物資材の有効活用によるキュウリ黄化えそ病防除技術の開発 |
研究機関名 |
香川県農業試験場
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研究分担 |
病害虫防除所
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研究期間 |
継H19~21 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:生物資材を基幹とした防除技術を開発・実証する。 成果:(1) 発病地における媒介虫の発生動向の把握、キュウリ産地でのMYSVを媒介するミナミキイロアザミウマの発生経過を調査し、分布拡大状況を予測する方法を検討した。その結果、本虫は4月下旬に半促成栽培施設で初発生後、5月上旬に近隣露地2ほ場へ移出、6月下旬には12ほ場に広がった。9月には約2.5km離れたほ場まで広がり、全てのほ場でMYSVが発生した。(2)媒介虫の薬剤感受性の実態把握、ミナミキイロアザミウマの天敵・ヘヤカブリダニへの影響が少なく、しかもミナミキイロアザミウマに対する感受性の高い薬剤の探索を検討した。その結果、ネオニコチノイド系薬剤6剤及びスピノサド水和剤に対するミナミキイロアザミウマ成虫(牟礼個体群及び観音寺個体群)の感受性は、ネオニコチノイド系薬剤6剤に対しては低く、スピノサド水和剤に対しては牟礼個体群がやや高く、観音寺の2個体群が高かった。、幼虫の感受性は、ネオニコチノイド系薬剤2剤、スピノサド水和剤ともに高かった。、
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カテゴリ |
黄化えそ病
きゅうり
防除
ミナミキイロアザミウマ
薬剤
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