課題名 | 土壌機能増進技術の確立 (1)有機物長期連用水田の水稲-野菜体系における土壌理化学性の変化の解明 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
土壌・環境部 |
研究期間 | 継12~20 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:花崗岩質砂壌土水田に対する牛ふん堆肥の長期連年施用および窒素肥効率に基づく施肥窒素削減が水稲-ブロッコリー体系における土壌窒素肥沃度および窒素吸収量に及ぼす影響を検討する。 成果:水稲では、牛ふん堆肥を4年間毎年10a当たり6t施用した場合、跡地の可給態窒素量が連用開始前の約5mg/100gから、土壌改善目標値(8mg/100g)以上にまで増加した。堆肥連用区は精玄米中が化学肥料区より約20%増加し、また基肥窒素量を10a当たり3kg削減しても約10%多かった。ブロッコリーでは、牛ふん堆肥を10a当たり6t連用することにより、1株当たりの花蕾重が化学肥料区より約10%増加した。 |
カテゴリ | 肥料 水田 水稲 施肥 ブロッコリー |