課題名 |
2 イチゴ高設栽培における安定多収技術の確立、 (2)周年高品質生産のためのクラウン部局部温度制御技術の開発、 (1)促成栽培におけるクラウン部温度制御技術の開発 |
研究機関名 |
福岡県農業総合試験場
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研究分担 |
野菜栽培部
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研究期間 |
完17~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的: イチゴの促成栽培では省力化、軽作業化を目的に高設栽培が導入されているが、収量向上のため、クラウン部の温度を局部的に制御する技術を開発する。イチゴの厳寒期の草勢維持が可能となる省エネ技術を確立するため、ハウスの暖房温度と局部加温との組み合わせ試験を行う。、 、成果:ハウス内最低温度10℃で局部加温を行わない(対照区)場合と比較して、最低温度4℃及び7℃のハウスでは、局部加温(11月1日開始、21℃)を行うと、厳寒期の草高は高く、腋果房の開花は同等か速まり、商品果収量が約1割増加した。また、暖房に使用する灯油消費量は10℃ハウスと比べ、7℃ハウスでは5割削減、4℃ハウスでは8割削減となった。局部加温を行い、電照時間を半分とした場合、腋果房の開花期、商品果収量は同程度であった。
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カテゴリ |
安定多収技術
いちご
収量向上
省エネ・低コスト化
省力化
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