課題名 |
乳牛における省力管理技術の開発 |
研究機関名 |
長崎県畜産試験場
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研究分担 |
大家畜科
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研究期間 |
継18~20 |
年度 |
2007 |
摘要 |
(1)搾乳時間短縮技術の検討、 泌乳末期牛を対象に、一日一回搾乳が乳牛の生産性に及ぼす影響を調査した。その結果、一日一回搾乳により搾乳時間が短縮されること、日生産乳量が有意に減少すること、体細胞数が増加する傾向にあることが確認された。、泌乳牛を毎週一日、一回搾乳に供することが、生産性に及ぼす影響を調査した。その結果、一回搾乳日の乳量が二回搾乳日と比較して有意に減少すること、一回搾乳日の体細胞数が二回搾乳日と比較して減少する傾向が認められること、乳脂肪率、乳蛋白質率、乳糖率、無脂固形分率には、搾乳回数による変化が認められないことが確認された。、(2)繁殖管理サポート技術の開発、 繋飼牛の起立時間の変化を利用した発情発見機器の開発に資するため、簡易な起立・横臥行動モニタリング手法を検討した。、牛の起立・横臥行動により牛床温度が変化すると想定し、牛床マットに低コストの温度センサーを埋設して記録した牛床温度変化と起立・横臥行動を比較したところ、牛床温度の上昇と横臥、下降と起立が対応することが確認された。、牛床温度変化を10分間隔でモニタリングすると、繋飼牛の起立・横臥行動をほぼ正確にかつ簡易に予測できる。
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カテゴリ |
省力管理技術
低コスト
乳牛
繁殖性改善
モニタリング
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