| 課題名 | (8)放射線利用による新形質突然変異素材の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2009013986 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
| 研究分担 |
(独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,放射線育種場 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | 1.「ひとめぼれ」への放射線照射により、新たに異なるアミロース含量を示す22系統の突然変異体を作出し、既存の「コシヒカリ」の低アミロース突然変異12系統とあわせてさらにアミロース変異ライブラリーを拡大中である。2.普通ソバ新品種:γ線緩照射や急照射と選抜により、抗酸化能が原品種「牡丹そば」の約1.5倍で各々成分特性の異なる次の3系統を新品種登録候補とした。(1)「07FE-15」:抗酸化能高、ルチン含量極高;(2)「07FE-9」:抗酸化能高、エピカテキン含量高;(3)「07FE-5」:抗酸化能高、ルチン含量高、エピカテキン含量低。3.ダッタンソバ新品種:放射線照射で形態改変した以下の2系統を新品種候補とした。(1)「IRBFT-20」:半矮性、耐倒伏性極強、収量高(γ線500Gy);(2)「IRBFT-41」:半矮性、黄色葉(Heイオン100Gy)。4.「おくみどり」新梢からカフェイン含有量が原品種の3/5に減少した1系統及び、メチル化カテキン含有量が原品種の2倍程度に増加した4系統が確認された。 5.昨年、M2集団から早生で選抜した7系統のスイートソルガム「SIL-05」突然変異系統は原品種より4日~1日早く出穂し、稈長はやや短く、太茎や高Brix(糖度)の系統があった。選抜したbm突然変異系統「SIL-05(bm)-2」(茎葉に無ワックス)は純系で、遺伝子解析の結果、従来のbmとは異なる遺伝子座であると考えられた。γ線緩照射M3と急照射M2の合計3,587系統、約25,000個体の大規模集団から、葉緑体変異体と形態変異等について選抜を行い、bm(5個体)、bmr(4個体)、dwarf(34個体)など多くの変異体を得た。6.大豆のγ線急照射感受性を識別する適正照射線量と調査方法を確立し、タチスズナリ(低感受性:RS1 RS1)×シンメジロ(高感受性:rs1rs1)のF2は、期待通り低感受性3:高感受性1に分離した。今後、約300系統の世代を進め、遺伝子同定が可能なリソースを作る。 7.イネ突然変異体の欠失の分子構造を明らかにするために、ゲノム解読に用いた1個体由来の日本晴種子にγ線照射したM2個体をaCGH法で多型の検出頻度を調べたところ、高い信頼性で欠失の検出ができた。その結果、本法により欠失をゲノムワイドで検出できることが明らかとなり、照射方法の具体的な効率を評価できた。また、異なる照射条件で作出したM2個体で多型検出を行った結果、250Gy照射区(12.5Gyで20時間)では検出頻度が1/21であったのに対し、500Gy 照射区(250 Gy/hで2時間)では2/8という高い頻度で欠失が検出された。これらの突然変異体については欠失サイズを明らかにした。 |
| カテゴリ | 新品種 そば ソルガム 大豆 品種 |