山菜類の高付加価値化に関する研究

課題名 山菜類の高付加価値化に関する研究
研究機関名 山梨県森林総合研究所
研究分担 特用林産科
研究期間 継H18~H22
年度 2008
摘要 目的:山菜類は、キノコなどとともに山村地域の主要な生産物であり、これらに対して付加価値を更に高めたいニーズがあることから、山菜類の高付加価値化に資する栽培技術の確立、普及に関する研究を行う。、成果:ワラビ・フキ・タラノキ等の栽培試験を行い、林床等での栽培方法の確立を行った。アクなしワラビについては、定植から3年経過すると株数が増加することが判明した。このころまで、除草等の栽培管理が重要であり、4年目からの収穫量が増加することが判明した。ワラビのプタキロサイド含有量の推測法について、ワラビのプタキロサイドは不安定な物質で、試料を調整する際にも、プテロシンBに変化し、プタキロサイドそのものの含有量を測定するのは困難であるが、ワラビを80℃で1時間処理するとほぼすべてのプタキロサイドがプテロシンBに変化することが判明した。この方法により、元のプタキロサイドの含有量を推測できることが判明した。
カテゴリ 病害虫 高付加価値 栽培技術 除草 たらのき ふき わらび

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