種苗放流事業(あゆ放流等試験)

課題名 種苗放流事業(あゆ放流等試験)
研究機関名 愛知県水産試験場
研究分担 内水面養殖グループ
研究期間 継H20-22
年度 2008
摘要 〔目的〕内水面漁業の重要魚種であるアユの漁獲量を回復させるため,天然遡上を有効利用した新しい放流方法の検討や新しい放流種苗の研究開発と特性把握を行なう。〔結果〕20年度のアユ遡上量は,矢作川,巴川とも例年よりやや少なめであり,漁獲につながると思われる5月上旬の遡上量が少なかったことが漁獲低調を招いたと推定された。漁獲魚を検査して放流効果等を分析した結果,人工産放流魚の割合が天然遡上魚を上回ったのが3回,同数が2回で,合計でも人工産が54%,天然産が46%で,漁獲は人工産の方が天然産より幾分良好な傾向であった。しかし,試験種苗の漁獲割合は人工産の中の17%程度で,試験種苗の漁獲への寄与率は低いと判断された。〔問題点〕今後は,天然アユの遡上状況や気象,河川環境の状況を早めに把握し,予想も立てながら,効果的な種苗放流方法を検討し,試験する必要がある。
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