特産花きおよび実エンドウの高温対策

課題名 特産花きおよび実エンドウの高温対策
研究機関名 和歌山県農林水産総合技術センター暖地園芸センター
研究分担 園芸部
研究期間 継H19~21
年度 2008
摘要 目的:本県特産のスターチス等の切り花や実エンドウの定植時期は、8~9月と高温期に集中する。また、近年は低コスト耐候性ハウスが増加し、台風等の気象災害を回避できるようになった一方で、被覆下での定植となるため、従来のパイプハウスに比べて、生育初期の気温がより高温となる。このため、特産切り花や実エンドウにおいて、高温条件下での安定生産技術を開発する。、成果:(1)スターチスでは、定植後の高温遭遇により、3月末までの収量が減少した。しかし、クーラー育苗開始前に5℃で28日間低温処理した苗では、高温遭遇がない場合と同等の収量が得られた。また、定植からの長日処理により、年内の切り花本数は増加した。、(2)スターチスの培養苗を用い、育苗中の高温遭遇による切り花本数への影響を調査した結果、「紀州ファインイエロー」、「サンデーバイオレット」では、14日間の高温遭遇では著しい切り花本数の減少は認められなかった。、(3)LAハイブリッドユリの高温期定植作型における球根の芽伸ばし処理について、低温(8℃)の処理により、切り花重及び切り花長が増加する傾向にあり、短期間(10日)の処理により総状花序の発生率が高くなることが明らかとなった。、(4)実エンドウの秋まきハウス冬春どり作型で、「紀の輝」、「きしゅううすい」は9月5日播種、「緑36」は9月5日、9月25日播種の収量が低収となったことから、各品種とも早期の播種は収量低下を招き、特に「緑36」は顕著となった。、(5)実エンドウの秋まきハウス冬春どり作型で、主枝摘心仕立ては側枝除去仕立てや慣行仕立てに比べて側枝の収量が得られたことから4月に多収となった。
カテゴリ 育苗 高温対策 栽培技術 スターチス 低コスト 播種 品種 実えんどう ゆり

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