課題名 | 2種生物資材の有効活用によるキュウリ黄化えそ病防除技術の開発 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
病害虫防除所 |
研究期間 | 継H19~21 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:生物資材を基幹とした防除技術を開発・実証する。 成果:(1)発病地における媒介虫の発生動向の把握 第一次発生源とみられる半促成栽培施設から分散した保毒虫により、7月中旬にはそこから2.5km強の範囲で発病する確率が高まることがわかった。当該施設に近いほど発生量が多く、遠いと少なくなる傾向があり、施設からの距離に応じて発病リスクが変わることが明らかになった。 (2)媒介虫の薬剤感受性の実態把握 四国4県で採集されたミナミキイロアザミウマについて、感受性スペクトルを調査したところ、おおまかに4群に分けられた。これら同一群に属する個体群は比較的近隣に生息したが、同一地域に全く異なる群が見られる場合もあり、本虫の移動には苗による移動など人為的な移動によって感受性が変化する可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 黄化えそ病 きゅうり 防除 ミナミキイロアザミウマ 薬剤 |