課題名 |
環境に優しい肥培管理技術確立試験 |
研究機関名 |
香川県農業試験場
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研究分担 |
土壌肥料
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研究期間 |
完H16~20 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:マーガレット栽培における吸肥特性と肥料成分の動態を解明し施肥基準を作成するとともに品質の高位平準化と過剰施肥の抑制による環境負荷低減を図る。 成果:マーガレットの中位黄化症は、根からの養水分吸収が抑制された状態で花蕾が伸長することで発生する。花蕾直近の黄化症発生葉は、無機成分が健全葉に比べて低くなっている。このため、中位黄化症対策として、新施肥設計(案)を作成した。この設計では、栽培初年目は約90%の増肥となるが(N:0.36kg/a→0.68kg/a)、栽培2年目は15%の減肥(N:0.80kg/a→0.68kg/a)、3年目以降は約37%の減肥となる(N:1.08kg/a→0.68kg/a)。 レタスの根域に慣行栽培と同じ肥料濃度となるようにカルチベータで施肥を行ったところ、慣行栽培と比較して、施肥量は約67%、階級比率は良好となった。また、施肥効率は、慣行栽培の16%から55%へと大幅に上昇した。
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カテゴリ |
肥料
環境負荷低減
施肥
肥培管理
マーガレット
レタス
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