課題名 |
新規遺伝資源の利用による小豆の高度耐冷性品種の開発強化 |
研究機関名 |
北海道立十勝農業試験場
|
研究分担 |
小豆菜豆科
|
研究期間 |
継H20~23 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:主に極晩生遺伝資源から開花期頃の低温抵抗性品種の探索を行う。出芽直後及び生育初期の低温抵抗性は、初期世代集団を耐冷性現地選抜圃で選抜するとともに、低温育種実験室での効率的な選抜手法を検討する。計画:ア) 開花期頃探索:F3 1組合せ59系統、F4 2組合せ272系統を供試し、低温育種実験室で開花期頃から10日間低温処理(15-10℃)し、終了5~9日後の開花数、7~9日後の受粉数を調査。また、F35組合せを耐冷性現地圃場で選抜。イ) 複合抵抗性品種の開発:F2集団2組合せ、F3集団4組合せ、F4集団1組合せ、F5集団3組合せを、耐冷性現地圃場で選抜。ウ) 出芽直後検定:F5 2組合せ39系統を供試し、低温育種実験室で出芽直後から4週間低温遮光処理(13-10℃70%遮光)後、10日間緑化処理(28-18℃自然光)し、初生葉色と生育により検定。成果:ア) 開花期頃探索:低温育種実験室で開花数受粉数とも多い系統をF3で7系統、F4で2組合せ計70系統選抜した。耐冷性現地圃場では5組合せから集団、個体、系統を選抜。イ) 複合抵抗性品種の開発:F2;2組合せ6,000粒を選抜、F3;4組合せ9,800粒を選抜、F4;1組合せ44個体を選抜、F5;2組合せ26系統を選抜した。ウ) 出芽直後検定:1組合せ3系統を強と判定。
|
カテゴリ |
育種
遺伝資源
受粉
抵抗性
抵抗性品種
品種
|