課題名 |
乳牛に対するトウモロコシ破砕処理サイレージの調製及び給与技術の確立 |
研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター畜産研究所
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研究分担 |
酪農飼料環境部
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研究期間 |
完H18~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:トウモロコシ破砕処理サイレージの効率的な調製法や給与技術を明らかにする。地域飼料資源をくみ入れたTMR利用による飼料費の節減とともに飼料自給率の向上を図ることにより、安全、安心な生乳生産技術を確立する。、計画:(1)破砕処理機械の導入及びサイレージ給与の実態調査(2)破砕処理によるサイレージ調製及び品質保持技術の確立(3)破砕処理サイレージの飼料特性の解明(4)破砕処理サイレージの給与技術の確立、期待される成果:(1)トウモロコシの作付け拡大による高栄養粗飼料の増産と品質の向上が図られる(2)飼料構造の安定化により、ルーメン恒常性が保たれ乳牛の健康が維持される(3)飼料費の節減とともに飼料自給率の向上が図られ、安全・安心な生乳生産が期待される。、得られた成果:(1)酪農家のTMR給与は、TMRのみ、配合飼料や粗飼料を併給するなどの4パターン分けられた。(2)黄熟後期の破砕処理サイレージは、未破砕サイレージに比べて栄養成分の利用効率が高かった。(3)完熟期に収穫した破砕処理サイレージは、黄熟期より破砕圧を高めることで消化性及び泌乳性が維持されることを確認した。、成果の受け渡し先:県の普及する技術・指導参考資料として掲載し、普及に移す。、
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カテゴリ |
とうもろこし
乳牛
品質保持
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