国産ラズベリーの市場創出および定着のための生産・流通技術の開発

課題名 国産ラズベリーの市場創出および定着のための生産・流通技術の開発
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 園芸栽培部
研究期間 新H21~23
年度 2009
摘要 目的:、 冬季せん定時に残す結果母枝長,二季成り品種の収穫期抑制による果実への影響,根詰まりによる障害の有無と処理方法,水分管理方法について明らかにする。、成果:、(1)サマーフェステバルでは結果枝の長さが40cm程度であることが分かった。これにより,本試験で行ったmあたりの結果母枝配置本数(5本/m)では,結果枝の重なりが多くなるため植栽列間の風通しや光環境が悪化し,作業性が低下することが考えられる。そのため,1m当たりの結果母枝配置本数を3本程度とすれば,枝葉の重なりも少なく,また無せん定であれば10aあたりの収量も十分確保できることが考えられる。、(2)サマーフェステバルでは,灌水を制限すると酸度へ影響が出ることが考えられた。また,サウスランドでは灌水の制限による果実品質への影響の差はみられなかったため,秋果収穫時に灌水量を減らすことが可能であると考えられたが,翌年の樹体への影響について検討する必要がある。また,10月下旬にpF2.3区が値が大きく下がったが,これについてはこの時期にまとまった降雨量があったことが関係すると考えられたため,植栽方法を変更し,今後も検討する必要がある。、(3)今回の根域制限方法ではサマーフェステバル,サウスランドとも地表面より地下10cm程度に根域が集中し,地表面より30cm程度にしか根の伸長が無いことが分かった。
カテゴリ 品種 ラズベリー

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる