葉菜類の減肥・減農薬栽培条件下における安定生産技術

課題名 葉菜類の減肥・減農薬栽培条件下における安定生産技術
研究機関名 長野県野菜花き試験場
研究分担 野菜部
環境部
佐久支場
研究期間 完H19~21
年度 2009
摘要 目的:冬期間の緑肥作物の作付等により、養分流亡の軽減を図る。固化培地や生分解性マルチ等の資材を利用し収穫期までの日数を短縮することで、減肥栽培が可能か検証する。また固化培地や生分解性マルチ等の資材利用による栽培日数の短縮や、耕種的手法により、減農薬栽培が可能か検証する。これらの個別技術を総合し、現地実証を行う。、、結果:冬期間の麦栽培により翌年のレタス栽培で肥料を20~40%減肥することが可能であったが、麦の生育量により減肥量が異なった。固化培地育苗を利用することにより、特に夏どり作型において選定品種を用いた化成肥料および全有機肥料の窒素3割減肥栽培でも慣行栽培と同等の生育日数で同等の収量が得られた。ハクサイ、キャベツの夏播き栽培では、いずれも結球始期から中期にかけて外葉を1/2×4枚まで摘除しても結球重に影響を及ぼさず、キャベツでは2枚摘除により結球重がやや小さくなることが明らかになった。現地実証の結果、レタスにおける30%減肥栽培は慣行栽培と比較して全重、調整重ともほぼ同等で変動も変わらなかった。ハクサイは全重、調整重とも重く、調整重の変動は低く、キャベツは全重、調整重とも軽く、調整重の変動はやや低かった。30%減肥マルチ有り区は対照区と比較して全重、調整重ともほぼ同等の重量で、調整重の変動は低かった。
カテゴリ 土づくり 肥料 病害虫 育苗 キャベツ 栽培条件 農薬 はくさい 品種 レタス

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