農業に有用な生物多様性の指標及び評価手法の開発

課題名 農業に有用な生物多様性の指標及び評価手法の開発
研究機関名 長野県野菜花き試験場
研究分担 環境部
研究期間 継H20~24
年度 2009
摘要 目的:長野県の葉菜類は高温期の栽培のため害虫の発生が多く、害虫防除が必須である。近年の環境保全型農業への関心の高まりから、様々な環境負荷を低減した害虫防除技術が導入されている。高冷地の葉菜類栽培地域において、IPMに長期間取り組んでいる圃場、非選択性殺虫剤を主体とした防除を行っている慣行防除圃場で害虫、土着天敵を含めた指標生物を選抜する。、、結果:軽井沢町の標高900mのIPM圃場と御代田町の慣行防除圃場にピットフォールトラップ、おとりキャベツを設置し、そこに発生する生物種を調査した。その結果、ピットフォールトラップではオオホシボシゴミムシ、ヨツモンミズギワコメツキなどの徘徊性コウチュウ類が慣行防除圃場よりも有意に多く捕集された。、 キャベツ株上では、寄生性天敵、捕食性天敵とも慣行防除圃場とIPM圃場で発生量に有意差は認められなかった。これは防除内容が異なっても、防除効果が等しければ害虫密度には変化がなく、害虫生息数に依存する土着天敵群は差がなくなるためと推測される。しかし、アブラムシを発生させたおとりキャベツトラップをキャベツ圃場においたところ、アブラバチ類による寄生率はIPM圃場で慣行防除圃場よりも高くなり、潜在的密度はIPM圃場で高まっているものと推測される。、
カテゴリ 害虫 キャベツ 土着天敵 防除

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