課題名 |
リン酸蓄積圃場の障害回避及び適正施肥技術 |
研究機関名 |
長野県野菜花き試験場
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研究分担 |
環境部
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研究期間 |
完H19~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:土壌可給態リン酸過剰圃場において、過剰リン酸が葉菜類(レタス、はくさい)根菜類(たまねぎ)アスパラガスの生育および養分吸収に及ぼす影響を明らかにする。また、葉菜類(レタス、はくさい)根菜類(だいこん、いも)アスパラガスのリン酸過剰圃場における適切なリン酸の施肥方法について検討する。、、結果:可給態リン酸量が200mg/100g程度では、レタス・ハクサイの収量・養分吸収等に対する過剰障害は発生しなかった。土壌の可給態リン酸量の過剰は根菜類(タマネギ、ニンジン)の生育、収量、品質に影響を及ぼさないことが再確認された。現地における土壌可給態リン酸の過剰レベルでは、アスパラガスの生育・養分吸収等に対する過剰障害はないことが明らかになった。レタス栽培圃場の可給態リン酸量が100mg/100g以上であれば、リン酸肥料を全く施用しなくても、基準量を施用した場合と同等の収量が得られることが明らかになった。可給態リン酸量の過剰圃場では、コーンコブ堆肥をリン酸肥料として施用可能であり、Dr.大地の計算式により減肥が可能であることが明らかになった。土壌の可給態リン酸量が120~150mg/100g程度以上ある場合にはリン酸肥料を全量削減できることが明らかになった。
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カテゴリ |
肥料
アスパラガス
施肥
だいこん
たまねぎ
にんじん
はくさい
レタス
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