課題名 |
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究、3.野菜・花きの土壌病害の生態と防除 |
研究機関名 |
長野県野菜花き試験場
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研究分担 |
環境部
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研究期間 |
継H20~26 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:土壌伝染性糸状菌病害に対する簡易診断法、生物防除資材の検索とその利用技術、抵抗性品種の検索、栽培環境の改善による耕種的防除技術、熱水土壌消毒などの物理的防除技術を検討する。土壌伝染性細菌病害・ウイルス病に対する生物的・物理的・化学的防除法、耕種的防除法を検討する。さらに、個別の防除技術を体系化しマニュアル化を図る。各種土壌線虫を管理するために必要な発生生態を明らかにし、的確な防除を行うための技術開発の資料とする。、、結果:北信地域のアスパラガスで問題となっている立枯症状についてその発生要因を明らかにした。スイカ黒点根腐病、つる割病、炭腐病について病原菌の生態、植物体の感受性差異を明らかにし、接ぎ木等による耕種的な防除技術を構築した。北信地域のパプリカに発生した立枯症状の原因は青枯病であることを明らかにした。ハクサイ軟腐病に対する乳酸菌製剤の効果を明らかにした。スターチスに発生する新規の土壌伝染性ウイルス病を発見し、その診断法、ウイルスの伝染環、防除対策を明らかにした。カーネーションのクローバーシストセンチュウについて現地圃場における発生状況の実態調査を行い、御代田地区における発生を確認した。、
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カテゴリ |
青枯れ病
アスパラガス
カーネーション
害虫
簡易診断
すいか
スターチス
接ぎ木
抵抗性品種
土壌消毒
根腐病
はくさい
ピーマン
防除
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